男性のウエイトトレーニング法・導入編

恵は長い間ウエイトトレーニングをしていて、このブログのあちこちでもそれに触れているが、一度もしっかりとウエイトのやり方について書いていなかったことに1年経ってようやく気付いた。

 

嘘やろ、父ちゃん、マジ? そんな間抜けなん?

 

いや、本当に忘れていたが、、、それだけではない。実は、男性の場合は、マッチョになりたいと思ったら、ジムに通ってサプリを摂っていれば、初めのうちはトレーナーに教わったやり方でやっているだけで、そこそこまで筋肉が付くと思ったからだ。そして、ある程度までいったら、そこからは自分で試行錯誤して行けば、それ以降も伸びて行くと思ったので書かなかったというのもある。

だから、「嫁の胸を大きくする試み」など、女性の方だけ書いた。男性が男性らしい身体になるより女性が女性らしい体型になる方が遥かに難しいと思ったからだ。

また、ハードゲイナー(太れない人)の場合は、男性でも筋肉を付けにくいので、「ハードゲイナー(太れない人)へ」や「ウエイトトレーニングでも才能?(ハードゲイナーへ・その②)」などを書いている。

 

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この考えは今でも変わってはいない。ハードゲイナーではない男性なら、基本的なウエイトトレーニングをしてプロテインなどを摂っていれば、だいたい3ヶ月ぐらいで身体つきが変わり始め、1年も続けていれば大概の人から見れば「見事な身体」と言われるようなスタイルを手にできるはずだ。

「えっ? 1年も続けなければならないの?」

そう思う人がいるかもしれないが、目に見える変化が少ない腕立てや腹筋運動などとは違い、ウエイトトレーニングの場合、初めのうちは毎回のように挙げられる回数や重量が増える。

それが面白くて続けているうちにすぐ3ヶ月は経つ。そしてその頃には少し身体つきが変わっているので、そうなれば、「これは自分も凄い身体を手に入れられるかも」という自信が付くので、それ以降続けていくのはそれほど難しいことではないと思う。



初めは、できればどこかのジムで指導者の下にトレーニングを積むことをお勧めする。理由は、我流には危険が付きまとうことと、間違ったトレーニングをしていると、あまり伸びなかったりするからだ。

だが、近くにフィットネスジムがなく、市町村が運営している体育館のウエイトトレーニング場などに通うしか方法がない人や、パワーラックなどを購入して自宅でトレーニングする人は、教えてもらう相手がいない場合もある。

また、全員ではないが、市町村の体育館のトレーナーの中には、ほとんどウエイトトレーニングをしたことがないような人までいる。その場合、トレーニング法を聞いても、「10回3セットやれば良い」など、自分で試行錯誤したわけではないベーシックな知識が返ってくるだけである。

 

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また、学生の場合はきっちり習いたくても、フィットネスジムの会費が高価で通えない場合もあると思う。そのように、誰もがそれを学べる環境にあるとは限らないと思い、一通りウエイトトレーニングのやり方についてご紹介させて頂こうと思い直した。

そう思ったのも、ある高校生の存在を思い出したからだ。この子のことについては「ハードゲイナーへ」でも少し書いたが、その子は基本的に学校内のジムでトレーニングしていたので、周りには陸上部のパワー系種目の子やラクビ―部の子など、そこそこ重いウエイトを扱っている子はいたそうだ。が、クラブやクラス・学年が違ったりすると聞き辛いのだろうか、その子は誰にも習わず我流で効果の薄いトレーニングを長く続けていたのだ。



これは大人であっても同じで、たとえば市町村のジムなどで独りトレーニングしている場合に、初めのうちはなかなか重いウエイトを扱っている人に声を掛けて教えてもらうのには勇気が要る。

多くは、「なぜ、そういうトレーニングをしているのか」という核の部分が分からないまま、見様見真似で行うことになったりするのだ。

だから、あくまで「誰にも習えない人のために」ということで書かせて頂きたいと思う。ただ、その時の自分の状態に合わせたトレーニングをする方が効果的なので、習える人はその都度トレーナーにどんどん質問して、できる限り停滞期がない状態でトレーニングしてほしいと思う。



次回は先の高校生の話から具体的な練習方法などを書いていきたいと思う。過去にどこかで書いたことが少々混じるとは思うが、そこはご了承願いたい。

 

男性のウエイトトレーニング法・ベーシック

 

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