【なでしこ】アジア大会決勝を観終わって

アンの写真、そろそろ撮らんと、もう品切れ。。。

 

他事で忙しく、少し日にちが経ってしまったが、「なでしこは長谷川唯と(ちょっと気が早いが)蔵田あかりに期待する」で書いた意見を一部撤回というか追加しなければならないと思い、書くことにした。

 

 

その部分は単純、たった一つだけ。前回、「W杯で優勝争いすることは難しいと思う。世代交代がうまくできてないから。ここからの1年間が大事」と書いたが、アジア大会最終戦の決勝で、恵からすると彼女らは「化けた」。全員から黄金世代のような「気合い」「気迫」を感じた。

まだ、黄金世代(とその前世代混合)が北朝鮮に対して耐えて耐え続けて初勝利をものにした頃のような感じではあったが、そこから黄金世代の快進撃が始まったのだから、思っていた以上に期待できるかもしれないと思うようになった。




ただ、恵はやはりキーウーマンは長谷川唯だったように感じた。彼女の頑張り・気合いに上の世代が感化されたように見えた。恵は彼女が澤や宮間のように試合の流れを変えられる、チームの士気を高められる存在だと思っている。

全体がダレ始めて「ダメかも」と思い出した時に、気合いのインターセプトや突っ込み、豪快なミドルシュートなどにより、「いや、頑張らねば」「いや、いけるよ」と、皆のやる気を出させる存在。そういう選手がいるチームは強い。澤や宮間が抜けてから、なでしこにはそういう選手がいなかった。

 

 

技術やセンスだけでなく、そういう点でも蔵田あかりにも期待している。柔和な雰囲気でそんな感じには見えないかもしれないが、献身的に頑張り続ける姿勢は、やはりチームの士気を高めることだろうと思う。

ただ、今回のアジア大会でようやく「なでしこらしさ」が戻りつつある、と感じたばかりなので、やはりこれからの1年間が重要なのだと感じる。今のままではまだ優勝争いは難しいだろう。ここから、より進化してはじめてそれが可能となるのではないか。




まあ、しかし、かなり期待感が下がってしまっていたなでしこに対して、また期待して観ることができるようになっただけでも、恵としては非常にうれしい限りである。実は、監督が変わってからの試合があまり面白くなくて、以前のように「夜中であろうと何が何でも全て観る」という姿勢が崩れていた。実際、いくつかの試合は観ていない。

が、これからはまた全ての試合を観続ける気でいる。それぐらいアジア大会決勝は高倉ジャパンとしては過去最高に良かった。「生みの苦しみ」が終わって今後はもっと良い試合になっていくのだと思う。

これで、蔵田あかりがメンバー入りしたら、絶対見逃せへんねんけどなァ……。

ビアネージュ(バスト)

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