The Birthdayのライブに行きたい

アカン、バースデイが切れてきた。。。

恵が50台半ばにして、The Birthdayのライブによく行っていることは「涙がこぼれそう」や「Zepp Osaka Bayside」、「UMEDA CLUB QUATTRO」などに書いたが、今年は6月のクアトロ・ライブに行っただけで10月のツアーには行かなかったために、そろそろ禁断症状が出て来ている。

 

 

いや、もう2ヶ月ぐらい前から出ているので、10月に行けばちょうど良かったわけだが、10月は先に竹原ピストルのライブに行くことを決めていたため、チケットを取らなかったのだ。

2人で遅くまで家を空けると引きこもり犬・アンが切れて暴れる可能性が高いことと、嫁が同じ月に2度自己都合で休みを取りにくいためだ。恵はライブは必ず嫁と行きたいので一人では行かない。また、アンがどうなるかに関しては「竹原ピストルLIVE IN やまと郡山城ホール」の写真を見てもらえればご理解頂けると思う。

 

えっ、父ちゃん、またライブ行く気なん?
やめてぇや。お留守番、もう嫌や。。。
今度は何破壊するか、分からんでぇ。。。

 

恵はどんな曲でも結構好きで、過去にはフォーク・ロック・ジャズ・クラッシック・ラップ・レゲエ・アニソン・ボカロと何でも聴いてきたし、常にその時代の曲も聴き続けてきているので「自分が若い頃の音楽しか聴かない」ということは全くない。

だが、それでもやはり自分が青春時代を過ごした頃の曲調というのはその人間のベースとなるようで、60~80年代の曲が好きなことは間違いない。その点で、やはり恵が聞いてほっとするのは浜田省吾とThe Birthdayなのである。

浜田省吾に関しては、若い頃にずっと聴いていた。恵は結婚前、嫁と遠距離だったため、大阪・岐阜間を月2ペースで6年間車で往復していたのだが、その間ずっと浜省を聴いていたのだ。当然、他のも聴いたことは聴いたが、総時間数の7~8割ぐらいは浜省だったのではないかと思う。

飽きるということはなかった。恵にとって浜省自体が飽きの来ないタイプであることと、デビューからそれまで出していたアルバムを全て持っていたため15枚ぐらいあり、1往復で6時間として2往復ぐらいでようやく全アルバムを1度(1つの曲を1度)聴くだけだから。

と言っても、何度も聴いて一緒に歌っていたため、全ての曲の歌詞を覚えていただけでなく、癖まで完全にコピーできた。




恵にとって、それと同じように今ずっと聴いていられるのがThe Birthdayなのだ。だから、通勤の車の中で聴く音楽は近年はほとんどバースデイだった。時々箸休めにラジオを聴いたり浜省も聴くが、浜省はライブ近くにならないと今はあまり聞かない。理由は「歌いたくなるから」である。

30代で声帯ポリープを患ってからあまり歌えなくなり、40歳で2度目の手術をしてすぐ後に再再発してからは、一切歌わなくなった(歌えなくなった)。それからはしばらくの間、女性シンガーの曲ばかり聴いていた。理由は男性シンガーだと歌いたくなるが歌えず、気分が悪くなるからだ。

だが、なぜか、バースデイは聴いていられた。時々鼻歌程度に合わせて歌うぐらいで、気分が悪くならない。高音が出ないので、出るところまで合わせたり、そこから1オクターブ下で歌ったりしたりもするが、だいたいは歌わなくても聴けるのである。

これは恵には非常に珍しいことだった。英語の歌詞の曲でさえ、歌わなければ気が済まなかったのに。

だが、そのバースデイを最近はあまり聴けていないのである。



恵は車の運転が好きで、その理由の大きな要素として音楽がある。車を運転しながら1人で音楽を聴くのが好きなのだ。18歳の夏に免許を取ってから父の車で毎晩ドライブし、大学へも車で通い、その後、通勤でもずっと車だった。

だが、今年、職場が変わってから通勤に車を使わなくなったため、車で音楽を聴くことができない。家で音楽プレイヤーをかければ良いわけだが、最近はあまりその習慣がない。

音楽は車の中と、家では音楽専用チャンネルやyoutube、録画した物などをテレビで観る、というスタイルできていたからだ。また、恵はいまだにガラケーなのである。

だから、気付くと、夜ひたすら音楽番組ばかり探していたりする。録画したバースデイのライブやMV特集を観たりもする。が、夜のテレビは嫁や子供も観るため、あまりそればかりだと申し訳ない。

てか、夜は息子が毎日のようにリビングでアンプを通してエレキギターを弾くので、音と音が重なって意味不明となるのが嫁は嫌なのだ。だから近年は、息子が弾くようなものをyoutubeで探してかけることが多かったが(合わせて息子が弾く)、最近は回線の調子が悪くてyoutubeをテレビで観られないのだ。

多くの方がご存知の(糞)回線で、youtubeをかけても数秒で切れてしまう。カスタマーセンターに連絡すれば良いのかもしれないが、ネットで調べると、この回線はダメなようでなかなか直らないと聞くし、もうすぐ引っ越すのでその間は我慢することにしているのだ。

で、結局、なかなかバースデイは聴けないのだ。それもあってか、ここ数ヶ月の間、バースデイが切れて切れてしょうがない(この切れるとは、麻酔が切れるや薬が切れると同じ用法。分かるよね?)。毎日2時間半ほど通勤時に聴いていたのがゼロになったから。

 

 

冒頭に、「自分が青春時代を過ごした頃の曲調が好きで、浜省とバースデイを聴く」と書いたが、彼らは「その頃の音楽」なだけではなく、「進化し続けている現役」でもあるのだ。

意外にそれほど長く一線で活躍し続けているミュージシャンは少なく、それだけで普遍性の高い音楽性を持っていることが分かる。他に有名どころでは矢沢永吉さん、長渕剛さん、現・クロマニョンズの甲本・真島さんぐらいだろうか。

ちなみに、恵は最近では、あいみょんclimbgrowが好きだが、彼ら自体のベースにはそれぞれ浜田省吾とチバユウスケ(The Birthdayのボーカル)が入っているのである。

あいみょんは音楽関係者(PAエンジニア)のお父さんに、「浜田省吾は日本一のミュージシャンや」と勧められてよく聴いていたというし、climbgrowのボーカル杉野はインタビューでよく聴いていたミュージシャンとしてチバユウスケとエレカシの名を挙げていた。

あいみょんの話に関しては、テレビ番組のインタビューに答えていたのを聞いたのだが、しかし、まだ23歳のあいみょんの口から「浜省さん」という言葉を聞くと、何かうれしくなる。我々世代はみんな「浜省」と約すので。恐らく彼女のお父さんがそう呼ぶからだと思うが。

元々、彼女の音楽は1度聴いただけで気に入ったし、MVを観て「何かよく分からんが、可愛い子やなあ」とは思ったが、「浜省さん」と呼ぶのを聞いて倍好きになった。




で、その浜省に関しては、ライブが滅多にないので、ライブ後すぐに禁断症状が出る→他府県のライブにまた申し込む→取れたら行く→次のライブがなかなかない→禁断症状が出る→が、ないものはしょうがないので諦める、となる。

ただ、恵たちは新年早々、神戸のライブに行くことが決定している。もう後2週間ぐらいである。うれしい。

ちょっと残念なのは、今回は70’sライブなので恵の一番好きな「家路」が聴けないことである。いつものライブなら、ほぼ必ずラストに持ってくるナンバーである。「家路がなくてどうやって家路につくの?(寒い?)」と思う。それだけが悲しい。




で、肝心のバースデイであるが、こちらはまだ来年の予定は立っていないようだ。彼らはライブ好きだから浜省ほどは待たなくても良いだろうが、それでもやはり3月ぐらいだろうか?

バースデイは自分たちのライブもよくやるが、それ以外にも対バンやフェスにもよく出る。ボーカル・チバに至っては、それ以外にまた別バンドでもライブをやっているのだ。

The Golden Wet Fingersという名で、前バースデイ・ギタリストのイマイ・アキノブと元ブランキー・ジェットシティのドラム・中村達也とチバからなるバンドなのだが、またThe Birthdayとは一味違った曲をやっているようである。

恵はこちらの曲はyoutubeでしか観ていないので詳しくはない。良いとは思うが、だからといって「バースデイ切れ」をこのバンドで埋めようとは思わなかった。やはり、バースデイはバースデイ、ゴールデンはゴールデンなのだ。

別のバンドとして観に行く分には大いにアリだと思う。が、それでも恵にとってはバースデイは「別格」なので、代わりにはできないのだ。なぜなら、恵はチバの今までのバンドで言っても、ミッシェルよりロッソが、そしてロッソよりバースデイが好きなのだから。

いろいろ意見があることは知っている。ミッシェルファンが必ずしもバースデイファンではないことも。それは人の好みだから構わないし、何も言う気はない。ただ同じように、あくまで恵にとっては、The Birthdayがチバユウスケ過去最高のバンドであることも、また仕方のないことだと思って頂きたいのである。

まあ、そんな話はどうでも良いんだけど、ただ、恵がミッシェルファンやロッソファンで、今それらがないから仕方なくバースデイのライブに行っているわけではないことだけは、知っておいてほしいと思った。

The Birthday 最高!




涙がこぼれそう(The Birthday)

Zepp Osaka Bayside

UMEDA CLUB QUATTRO

竹原ピストルLIVE IN やまと郡山城ホール

浜田省吾

あいみょんの歌にノスタルジーを感じる

climbgrow

 

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