昨日観た映画からのおすすめ(リュック・ベッソン作品)

ここ3年半以上はこいつに噛まれながらの
映画・ドラマ鑑賞になっとるけど。。。

 

昨日、WOWOW放送分で録画してあった映画を2本観た。「トレイン・ミッション」と「ダウンサイズ」。ある意味、どちらも予想外だったと言えるかもしれない。

 

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恵はこのサイトを立ち上げた時、「内容的にはドラマ・映画が大半になる」と思っていた。なぜなら、恵はこれまでに膨大な量のそれらを消費してきたからだ。だが、観過ぎているためなのか、逆に一番書けないテーマとなってしまっていて、過去に書いたのは「卒業」ただ1つだけである。

映画は鑑賞するものだが、恵の場合、やはり消費と言った方が正しいと思う。字幕のものはそのほとんどを「倍速」で観るからである。これは韓流ドラマを観るようになってから付いた癖である。

韓流ドラマはその多くが週5で放送しているし、また、観たいドラマが2・3同時に放送されていることも多いため、どうしても録画が溜まってしまう。それをできるだけ観ようとしていて、そういう癖が付いた。その影響が映画にまで移行して、近年はほとんどの映画も倍速で観ている。

ただ、映画はやはりドラマより密度が高いため、倍速では理解し辛い場合も多く、また、やはりその味わいが薄れる。だから、所々でその速度を変えながら観る場合も多い。倍速で始めて途中で1.3倍速に切り替え、重要な場面では通常の速度に落とし、字幕のないところでまた倍速にする、と言った感じ。




まあ、そんな話はこのぐらいにして昨日観た映画についてだが、「トレイン・ミッション」は少し期待外れという感じだった。悪くはないと思う。もし、恵のように「リーアム・ニーソンが出ているから」と思って観るのでなければ。同じ理由でこの映画を観る人には「期待せずに観てみて」と言いたい。そうすれば、そこそこは面白いと思う。

この映画を主演男優で観ようと思った人は、恐らく既に「96時間」や「アンノウン」、「フライト・ゲーム」を観ていると思うので、そのレベルを期待すると「二番煎じ」感をハンパなく感じてしまうと思う。というか、この映画自体が「過去にリーアムで当たった映画の要素を考えて当たりそうなものを作った」という感じだろうか。

余談だが、恵は以前、「卒業」の中で「あまりに多くの映画を消費し続けていて内容もタイトルも覚えておらず、同じ映画を知らずに3度見たことがある」と言ったが、その映画こそが「アンノウン」なのである。まあ、3度とも面白かったから良いけど。知らずに3度はこの映画だけだったと思うが、意図せず2度観たものは幾つもある。

 

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戻って。

恵のおすすめ度で言うと、古い順、「96時間」「アンノウン」「フライトゲーム」となる。中でも「96時間」は秀逸。彼が出ている映画はそれ以前にも幾つも見ていると思うが、恵がしっかりとその役者を認識したのが「96時間」だった。

恵はリュック・ベッソン監督の映画が好きで、彼が「96時間」の脚本を手掛けていることを知っていたために観ようと思ったのだが、初めから全く目を離せない内容で驚いた。

いつも通り、録画して後から観ようと思っていたのだが、ちょうど放送が始まったので、どんな映画かだけ確認してからチャンネルを変えようと思った。そこへ、寝るためにトイレに立った嫁がリビングを通った。彼女は何気なくテレビ画面を見、結局、エンドロールまで嫁もそのまま全て観てしまったのである。

嫁は恵と違い、映画やドラマにそれほど強い思い入れはない。ひどい時は1時間半以上その映画を見続けてきて、クライマックスの時に「さあ、そろそろ寝よ」と言って、寝に行ってしまうぐらいなのだ。

何のために今まで観ていたの? と思ってしまうのだが、彼女にとっては映画やドラマは単なる暇潰しなのかもしれない。だから、睡眠時間の方を優先するのだろう。

その彼女が、「寝る時間」から1本丸々映画を観てしまったぐらい、息をつく場面がなかった。もしそれがあったら「さあ、寝よ」と言って、去って行ったはずである。

この映画に関しては、まだ観ていない人には一切のネタバレを与えたくない。だから、予告編にも使われている有名なシーンについてだけ書きたいと思う。

とにかく恵も嫁もリーアム・ニーソン演じる主人公の娘が誘拐される場面から完全に釘付けにされた。ベッド下に隠れている娘に対しての元CIA工作員の父親のセリフにびっくりしたからだ。やはり、この辺は「レオン」の監督が脚本を書いただけのことはあると思った。

 


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「トレイン・ミッション」を「ハラハラドキドキしたい」から観ようと思った人には、リュック・ベッソンが監督か脚本している映画をお勧めする。

以前にも言ったように、恵はあまりに多くの映画を観過ぎていて「お勧め」を訊かれても何も出て来ないことが多いのだが、今回のように何か流れがあれば「その系統のもの」は出てきたりする。

中でも「レオン」は大好きで何度も観ている。殺し屋と不遇の少女の関わりを描いた作品だが、観ていない人からすると「ロリコンもの」と思われがちなストーリーながら、実際には万人受けする作品だと思う。現に支持者の中には女性も多く、中高生の女子にまで支持された作品なのだ。

 


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他に彼が関わった作品で面白かったものを幾つか挙げると、「サブウェイ」「グラン・ブルー」「ニキータ」「フィフス・エレメント」「ジャンヌ・ダルク」「アンジェラ」「マラヴィータ」「ルーシー」「トランスポーターシリーズ」「ミッシェル・ヴァイヨン」「アルティメット」「ダニー・ザ・ドッグ」「コロンビアーナ」「ヒットマン」といくらでもある。

まだあると思うのだが、恵の場合、タイトルを見てもあらすじを見ても「観たかどうか分からない」場合があるので、分かるものだけを挙げた。

とにかく、リュック・ベッソンが関わっていると知れば恵は必ず観る。恵にとっては外れる確率が極めて低いからだ。だから、これらの中で1つでも観て面白かったという人には、恵と同じように彼が関わっている映画はとりあえず観てみることをお勧めする。

 


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ただ、この中で系統が全く違うものが1つだけある。それは「グラン・ブルー」である。この映画はジャック・マイヨールという実在したフリーダイバーをモデルにしたもので、必ず殺人が起こる彼の映画の中ではちょっと毛色の違う作品である。ただ、多く彼の映画を観ている恵でも、この作品はトップクラスに位置するものなので、ベッソンワールドが好きな人には是非観てほしいと思う。

初期作品の「レオン」「ニキータ」と似ているのは「コロンビアーナ」。これはリュック・ベッソン作品であることを知らずに観て「ん? オマージュ?」と思って調べると、何のことはない、彼の作品だったのである。つまり、観ると少し二番煎じ感はあると思う。

また、「アンジェラ」「ルーシー」は、いつものノワール映画っぽいが、ちょっと質が違うと思う。ファンタジー・SFの要素が入っていることもあるが、それで言うと「フィフス・エレメント」はバリバリのそっち系だが、それとも違うのだ。

「ルーシー」は賛否両論だったし、「アンジェラ」はあまり知られていないが、恵にとってはこの2つは結構気に入った作品なので、是非観てみてほしいと思う。

突然、申し訳ないが、思い出したので書くと、「シティ・オブ・エンジェル」というニコラス・ケイジの作品も面白かった。その基となった「ベルリン天使の詩」も。また、ニコラスつながりで「天使がくれた時間」も良かった。

なぜ、これらを思い出したかは、「アンジェラ」を観てもらえれば分かると思う、、、?

 


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最後に「ダウンサイズ」について書く。

環境破壊を懸念してある科学者が人間を縮小することを研究し、それに成功。自らが被験者となり縮小されて発表し、志願者を募るという話。

人間を縮小すると消費量を抑えられるから環境にも良いわけだが、貧困に喘ぐ人たちにとってもその救済策となる。飲食物・衣類・装飾品・住居、全てがそのサイズに応じた程度しか必要ではないため、いわゆる貧困層の人間でも大金持ちの生活ができるわけである。

恵は初め、「陰謀もの」だと思って観た。過去に「本当に今年、日本から救世主は現れるの?」や「日本から現れるイスラエルのメシア(救世主)は誰?」、「【陰謀論的】2019年の日本はどうなるの?」などを書いているぐらい、そっち方面にも興味があるので、「やりすぎ都市伝説」などで言われているようなイルミナティの陰謀説を題材にしているのかと思っていたのだ。

主人公を演じていたのがジェイソン・ボーンシリーズで有名なマット・デイモンだったこともそういう先入観に拍車をかけた。

たとえば、「環境にも自分にも優しい」といって人々を騙し、縮小して一カ所に集め、一気に抹殺してしまうというような「イルミナティの人口縮小計画(5億人に減らすという計画)」のような内容なのかと思っていたが、全然違った。

違ったが、なかなか面白かった。どちらかというと「ほっこりする」「落ち着く」映画だった。SFだが、系統で言うと「ヒューマン・ドラマ」のような感じである。

ガツガツしている時ではなく、「何となく暇潰しに映画でも観よう」という時に観ると、結構楽しめる作品ではないかと思う。

 


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卒業

本当に今年、日本から救世主は現れるの?

日本から現れるイスラエルのメシア(救世主)は誰?

【陰謀論的】2019年の日本はどうなるの?

 

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