人生(犬生?)の大半を寝て過ごすおまえには無縁の話やな。。。
あまり重度の不眠症の場合は、医者にかかって抗うつ剤や睡眠薬を出してもらうと言う手もあるが、それにもそれなりのリスクがあるのでよく考えてほしいと思う。なぜなら、それらの中には麻薬取締法(麻薬及び向精神薬取締法)の管理下に置かれているものも多く含まれているからだ。
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「向精神薬なのだから、その法律の管理下に置かれるのは当たり前」と言われる方もいらっしゃることだと思う。確かに。ただ、よく処方される抗うつ剤エチゾラム(デパス)やベンゾジアゼピン系睡眠薬(ハルシオン等)でも、強い依存性や副作用が指摘されていて、麻薬とそれほど変わらない感じだったりするのだ。
ウィキペディアの「ベンゾジアゼピン薬物乱用」の中で、非常に強い麻薬であるヘロインよりもベンゾジアゼピン系の離脱症状(禁断症状)の方がきついと答えた中毒患者がいたことが書いてあった。
それにも関わらず、日本の病院はベンゾジアゼピン系の薬剤をホイホイ気軽に処方し続けているのだ。
「よく眠れていますか?」で書いたが、娘が一度不眠症になったことがある。その時、医者が処方した薬を一時服用していた。嫁に行った後のことで、恵は既に服用し始めてから知ったので止めようがなかったのだが、娘自身が「恐い夢を見るようになった」とすぐに飲むのをやめたのである。
そこで恵はテアニンサプリを送り、その後一週間ほどで眠れるようになったという連絡が来てホッとしたわけだが、とにかく、「医者が処方する薬は安全だ」とは思わないでほしいと思う。
娘も怖い夢を見たと言ったが、強い鎮痛剤として今も普通に使用されるモルヒネなどによく出る副作用としては幻視・幻覚が挙げられる。これはごく当たり前のことで、モルヒネはケシ系だからである。
ケシの実から採れるのがアヘンで、それを精製するとモルヒネとなり、モルヒネを原料としてヘロインが作られる。これで分かったと思う。前後の物質が怖いものだということは皆さんご存じだと思う。で、モルヒネだけ「大丈夫」なんてこと、あると思います?
また、喘息などで処方されるエフェドリン(ナガイ等)は、覚せい剤の前駆物質(一歩手前の物質)である。これもそれだけで恐そうなのが分かるはずである。
ただ、恵はモルヒネもエフェドリンも完全否定しているわけではない。末期がん患者や死にそうなぐらいに酷い喘息が出ている時などの「急場凌ぎ」として使用される分には、その是非は問えない。
恵が心配しているのは、「医者が出すものに健康に悪いものはない」という誤解である。薬は毒で毒を制すというところがあるどころか、「ほとんどがそう」ぐらいに思っておいてほしいと思う。
このサイトで何度も書いているが、恵の父が医者信仰者のため、薬を数多く飲むので困っているから過敏になっているが、まあ、こんなことはみんな知ってるよね。
ただ、アメリカでは、スポーツ選手や帰還兵・救急隊員などの「鎮痛剤依存の問題」を扱っているドラマや映画も多くあるが、日本ではあまりそういうのはやらないから、一応、念のため。
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とにかく、そういう考えのもとで、恵はできる限り運動とサプリメントで何とかしようと思っていて、皆さんにもそれを勧めているのである。当然、サプリは薬ではないので、過信したら逆に危ないこともある。特に肉体的な病気はサプリではどうにもならない場合もある。
だが、そのまた逆に医者の処方する薬の方がかえって危ないような場合も存在することも確かなのだ。「降圧剤はどれほど危険なのか」でも書いた通り、薬には何かと副作用の危険性は付きまとうものである。
それで恵は、良い睡眠が取れない人には一度「ネムリス」を試してみてほしいと思うのだ。医者処方の睡眠導入剤は一度恵も試してみたことがあるが、それほど「良い眠り」という感じでもなかったので。
これはあくまで恵の私見だが、知り合いの人でも同じ意見の人が幾らかいる。また逆に、ハルシオンを飲んで「寝起きがすっきりし過ぎて癖になりそうで怖い」と言った人もいた。
で、今回は「よく眠れていますか?」の終わりに書いたように、テアニンやギャバだけではダメだった方や、重度の睡眠障害で医師に睡眠薬を処方してもらおうとされている方は、その前に一度これを試してみて頂きたいと思う。
この「リラクミン」をお勧めする理由はタルトチェリーが入っているからである。タルトチェリーにはメラトニンが含まれているのだ。
メラトニンは別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれる脳深部の松果体から分泌される物質で、睡眠のリズムに大きく関わっている。夜にはその量が増えることで自然と眠気をもよおし、反対に朝になるとその量が減って気持ちよく目覚められることからそう呼ばれているのだ。
他にも、イライラ・ドキドキを静めるハーブとして知られるバレリアンエキスや、琉球王朝時代から親しまれてきた休息ハーブであるクワンソウ、そして、リラクケアの主成分であるテアニンも30mgだが含まれているし、ギャバも60mg配合されている。
ただ、ここで少し覚えておいて頂きたいことがいくつかある。
1つ目は「メラトニンなら何でも良いわけではない」ということ。中には牛など動物の松果体から抽出したものもあるからだ。この場合はウイルス感染などの可能性も出てくるので注意。クロイツフェルト・ヤコブ病、別名・狂牛病の問題などはまだ記憶に新しいことだが、そのためもあってか、アメリカ製のメラトニンなどはそのほとんどが「合成」である。
2つ目は外からメラトニンを摂り続けた場合、人体がメラトニンを合成する能力が落ちるかもしれないと懸念されていること。これは定かではないが、脳内物質と同じ構造のものを摂取することによる、自己合成能力の低下が心配されているのである。
その点では、リラクミンに配合されているタルトチェリーに含まれているのが植物性の天然メラトニンだとはいえ、それでも外から取り込むことには違いないため、大丈夫とは言えない。合成よりはまだマシかも、とは思うが、それでも長く使い続けるのはちょっと心配。
だから、「まずはネムリス」と言ったのである。それでダメならリラクミン。娘にもテアニンが効かなければこちらを勧めたが、まあ、その必要はなかった。
ちなみに、メラトニンは松果体でセロトニンから合成され、そのセロトニンはトリプトファンという物質が原料となる。このトリプトファンはアミノ酸の一種で体内では合成されないから外から取り込む必要がある。
アミノ酸が多数結合したものをタンパク質と呼ぶので、つまり、良い睡眠のためメラトニンを多く体内で合成させようと思うなら、タンパク質を豊富に摂る方が良いということになる。
その点で言えば、いつも恵が勧めているようにウエイトトレーニングをしてプロテインを摂っていれば筋肉が付いて健康になるだけでなく、自然とトリプトファン摂取量も多くなり、メラトニン生成量も多くなるはずなので一石二鳥である。
不眠は恵も何度か陥ったことがあるのでその辛さは分かる。が、下手な悪あがきはマイナスになることも多いため、「よく眠れていますか?」にも書いたが、恵が娘に言ったように、「眠れなければ寝なければ良い」と、少し開き直ることも大事だと思う。但し、まずは「ネムリス」を飲みながら、タンパク質を多く摂ることを心掛けて。
が、それでもダメならリラクミンを試してみてもらいたい。ベンゾジアゼピン系ではなく、それがたとえメラトニン系の睡眠薬であっても、医者が処方するものは合成物だろうと思うので。
不眠に悩む人は、まずは肉や魚・大豆などを多く摂り、できればプロテインなども摂ってほしい。寝起きすぐに太陽光を浴びる・歯磨きする・すぐ食事を取るというのも効果がある。良いリズムを作り出すのだ。
睡眠と覚醒のリズムには、いずれも松果体が関係している。さっき言ったようにトリプトファンから松果体でセロトニンが作られるが、セロトニンは快活・活性系の物質で、日光を浴びることでその生成が促進される。
歯磨きや食事も「寝起きすぐにシャキッとする」ために良いことで、そうすることが今度、日が暮れた時(夜)にセロトニンがメラトニンへ変換されることを助けるのだ。
午前中、いつまでも眠気があり身体がしっかり起きない日ほど、逆に夜寝付けないものである。これはメカニズム的に当たり前のことで、覚醒ホルモンであるセロトニンが活性化されていないから日中に眠く、そして、日中にセロトニンが多く生成されなければ、それを原料とするメラトニンも多くは生成できないため、夜寝付けないのである。
その事で言えば、まずは日中にセロトニンを多く作り出しておく必要がある。そのために良いとされていることが上記以外にまだある。運動とビタミンB6である。
運動と言ってもセロトニン生成のためにはウエイトトレーニングまでする必要はなく、軽いジョギングやウォーキング程度のもので良く、ラジオ体操でも効果は見込める。
そして、ビタミンB6はトリプトファンからセロトニンを合成する時に必要な物質なので、できる限り必要量摂取することが望まれる。
B6を多く含む食物は、小麦胚芽や玄米や、牛・豚・鶏のレバー、鰹やマグロの赤身などだが、それらを常に豊富に摂取することが難しければ、青汁が良い。青汁の原料となるケール・明日葉・大麦若葉などにはビタミンB群が豊富に含まれているからだ。
また、青汁の味が苦手な人にはこんなものもある。これなら恐らく子供でもジュース感覚で飲んで青汁を摂れると思う。
〇 食事でタンパク質を多く摂り、できればプロテインなども摂る。
〇 寝起きすぐに太陽光を浴び、歯磨きをし、すぐ朝食を取る。
〇 日中に軽い運動をし、ビタミンB6(青汁・青汁ゼリー)を摂取する。
そして、もう既に酷い睡眠障害が出ている人はネムリスを飲んでみてほしい。そして、それでしばらく様子を見てもダメならリラクミンを試してみて。
ただ、睡眠の質が改善されてきたら、できればプロテインと青汁だけにされることをお勧めする。またはプラス、ネムリスまで。
リラクミンがいくら植物性の天然メラトニンだとはいえ、長期間摂り続けた場合、「それがなければ眠れない」となってしまう可能性を秘めていると思うからだ。その点、プロテインや青汁は続けても欠点はほとんどなく利点は多い。
恵自身、プロテインやビタミンは何十年も飲み続けているが、それによる問題は何も出ていないし、知り合いにもそんな人間はいない。逆に恵は自分がそれらによって健康になったと思っているので、皆にも勧めている次第である。
今日、ご紹介したサプリに関して詳しくお知りになりたい方は、下記のページをどうぞ。
筋肉が付かないと悩んでいる人はこれを試すべき・ビタミン(青汁2種)
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