男性のウエイトトレーニング法・マシントレーニング

アタシには父ちゃんがトレーニングマシン。
チョンチョンチョンっと。。。

 

前回の「男性のウエイトトレーニング・アドバンスド」で、レストポーズ法をご紹介したが、その中で「ウエイトスタック式のマシンなら、素早い重量の付け替えが容易」と書いた。

そこで今回は、そのウエイトスタック式マシンやスミスマシンの是非について、恵の意見を述べさせて頂こうと思う。

 

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ウエイトスタック式マシンやガイドレールのあるスミスマシンなどはスタビライザーが強化されないのでダメだと言われることも多いようだが、結論を先に言うと恵は使い方次第だと思っている。

確かにスミスマシンしか使っていない人がフリーウエイトをすると同じ重量は扱えないだろう。理由はやはり前後左右にぶれるのを防ぐ筋肉(スタビライザー)が鍛えられていないからだ。

ダウンタウンの松本人志さんはスミスマシンで120~130kg挙げることができるそうだが、テレビ番組でフリーウエイトのベンチプレスをした時、100kgのバーベルを安定させられず、1度も胸に下ろすことができていなかった。

本来ならマックス重量の20~30kg下は余裕の重さだから、これは有り得ないことだ。自分のマックスから20~30kg差し引いて考えてみると分かると思う。マックス80kgの人なら50~60kg、100kgの人なら70~80kgである。

だが、恵は松本さんが「120~130kg挙げられる」と言うのを信じている。全く嘘だとは思っていない。あまり自慢したがらない人柄だと思うし、何より彼の厚い胸板がそれを物語っているので。

但し、それは「スミスマシンなら」ということでの話。フリーウエイトの場合で「今すぐ」ということなら、もしかしたら100kgも挙がらないのかもしれない。理由はやはりスタビライザーの問題。

だが、それは逆を返せば、スミスマシンならスタビライザーが疲弊している時にでも主要筋を鍛えられるということも暗に示しているのだ。

従って恵は、主要筋はまだワークアウトしていないのにスタビライザーが疲弊してしまっていてそれ以上続けられない時や、トレーニング最後の追い込みにスミスマシンやウエイトスタック式マシンを利用するなどはアリだと思っている。

 

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また、ウエイトスタック式やスミスマシンの方が高重量を扱えるので、「新しい刺激を与える」「主要筋をピンポイントに鍛える」という点でも有効だと思う。

つまりは、「どちらも使い方次第」ということである。松本人志さんがたとえ今すぐフリーウエイトで120~130kgが挙がらないとしても、恐らく彼なら数ヶ月フリーウエイトでトレーニングすれば挙がるようになると思う。主要筋の大胸筋はそれを可能にするのに十分な筋量・筋力を持っていると思うので。

フリーウエイトでトレーニングしてきた人でも、マックス100kgから120~130kgまで20~30kgアップさせるのに数ヶ月ではほとんどの人が無理なことだから「スミスマシンはダメ」などと言うことはできない、と恵は考える。

だいたい、50歳半ばで120kg以上挙げる一般人がどれほどいるのだろう? 彼はその素養をスミスマシンだけで作り上げたのだ。

だから、スミスマシンやウエイトスタック式マシンがあるジムに通っている人の中で、フリーウエイトで停滞期を迎えてしまった人は、そちらも取れ入れてみたり、場合によっては、しばらくそちらの方をメインにしてトレーニングしてみたりするのも良いのではないかと思う。




筋肉を発達させるためには、トレーニングや栄養の他に「休養」も非常に重要なので、次回はそのことに関して少し書かせて頂きたいと思う。

 

男性のウエイトトレーニング法・休養について

 

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