英語を学びながら資金を作るゼロからの留学

父ちゃん、海外になんか行ったら、
アタシ、死んでしまうよ。。。

 

別に何歳までしか留学に行けないということはないが、できれば身動きの取りやすい若いうちに行かれることをお勧めする。

恵が30歳を過ぎてからよくインドに行くようになり、そこで知り合った人たちを見て英語をマスターしたいという想いが芽生えた経緯については、「語学が堪能な人々」や「【英語】その画期的な習得方法」に書いたが、恵の場合、既に結婚して子供もいたので留学には行けなかったからだ。

それで様々な方法を用いて英語をマスターしようと努力してきたわけだが、やはり英語を話すしかない状況に置かれることに勝る方法はないと思う。

 

 

語学が堪能な人々」の中で、「何しにインドに来たのか心配になるような危ない雰囲気の子」と書いた20代の青年は、一年間オーストラリアに留学したことがあるらしかったが、ただ旅行に行くだけの人たちと比べると、やはりその英語力は違っていた。恵などから見れば「完全に英語をマスターしたネイティブ並みの人」という感じだった。

たった1年でそこまでになれるものかと思い、そのことを尋ねてみると、見た目とは裏腹に丁寧な話し口調の彼は「たいしたことありません」と謙遜しながらも「ちゃんと勉強しながら現地の人たちに交じって暮らしていれば、これぐらいにはなります。ただ、海外で暮らしていても、日本人とばかり一緒にいて、全然現地人と関わらない人たちがいますが、そういう人はほとんど英語を話せないまま日本に帰って行きます」と答えた。

まあ、それはそうだろう。やる気がなければ何かをマスターすることは無理な話である。




恵は留学は無理な状況だったので、その代わりに「移住」を真剣に考えていた時期がある。その候補地として考えていたのはオーストラリア・ニュージーランド・カナダ・マルタ共和国である。

性格的にのんびりした地が良かったから、アメリカやイギリスは考えなかった。だが、行ったことのある人たちによれば、アメリカでもイギリスでも田舎に行けばのんびりしているらしいが。

嫁は2ヶ月間インドに滞在していた時、英語がほとんど話せないのに現地のおばさんと普通に「会話」するし、日本円で2円のものを1.5円に値切るほど環境適応能力の高い人間なのでどこでも暮らせる。

また娘も、3歳で20日間、4歳の時は2ヶ月間インドという結構大変な国にいたのに、それがすこぶる楽しかったようで、就学前に「違う国で暮らすのはどう?」と訊くと二つ返事で「行きたい」と答えた。

だが、恵たちには全く貯金がないので、しばらくはその資金作りをしながら候補地のことを調べたりしていた。それまでは「合法的に数年間住んでいればグリーンカードを挙げます」という国が多かったので「行ってしまえば勝ち」という感じだったが、ちょうどその頃からどの国も移住制限が厳しくなり始めた。

英語力が何点、学位が何点、資産が何点などというポイント制を導入する国が多くなり、まずニュージーランドが候補地から消えた。カナダも相当英語力を上げないと難しいということになった。

また、マルタは働くことが難しいので親子とも留学のような形になるため相当資金が必要で、オーストラリアもまずは親も留学という形をとってからしか働き辛い状況となってしまった。

つまり、かなりの資金がないとそれらの国には移住できなくなってしまったのである。そして、その資金を貯めようと思いながらも全然貯まらない間に息子が生まれ、恵たちの移住計画は頓挫したのだ。

 

 

2ヶ月間インドに滞在するために仕事を辞めるぐらい柔軟(無計画?)な考えを持つ恵たちであっても、結婚してからだと海外で暮らすことはかなり難しいことなのである。

だから、若い人には「今のうちに」と言いたいところなのだが、若い人の場合、今度は資金がないというのが問題になってくる場合が多いと思う。

インドは物価が安いため、ただ仕事を辞めて行くことができたが、通常の英語圏の場合はそうはいかない。それなりの資金を持っていくか向こうで働くかしなければ無理である。

だが、そのジレンマを解消する方法をついに見つけたのだ。

それが「ZEROから留学」である。




これは恵が以前「季節によって住む場所を変える人々」で書いたリゾートバイトを紹介している同じ会社が運営しているプロジェクトで、文字通り、資金ゼロ、英語力ゼロから始められる留学である。

まず、カウンセリングで世界20カ国以上から留学先を選ぶ。行く国によって必要になる資金が違うのでしっかりとここでプランニングする。

そして、外国人旅行者の多い観光地のホテルや旅館でアルバイトして英語に慣れながら資金を貯める。住み込みで寮費・食費・光熱費はタダだから、無駄遣いさえしなければかなり短期間に資金を貯められるはずである。

そして、このリゾートバイトをしている間、なんと「オンライン英会話」の受講費が無料なので、学んですぐ仕事中にそれを活用できる。これは単にインプットするだけの学習と比べて、かなり英語運用能力のアップにつながるはずである。




ラジオ英会話などでお馴染みの大杉正明氏は短期留学だけの経験しかなく、ほとんど日本にいながらネイティブから「ネイティブとの違いが分からない」と言われるぐらいまで英語をマスターされた方だが、そんな先生でも、50歳を過ぎてから一度日本での仕事をお休みされて、イギリスの大学の客員教授として行かれていたことがある。

その理由の中には「英語の本場で英語に漬かって生活してみたい」という想いもおありだったのではないかと推測する。恵も一度で良いから、英語にどっぷり漬かった生活を送ってみたいと、今もまだ思っている。

だが、恵には引きこもり犬・アンがいるので、もうその機会はないだろうと思うし、そうあってほしいと今は思っている。なぜなら、子育てがもうすぐ終わる恵が海外に行けない理由はアンだけで、もし行けるということは、アンが早死にするということだからだ。

だから、資金不足や英語力不足で留学することをためらっている人がいたら、是非ともこういうシステムを利用して「行けるうちに行ってほしい」と思う。「結婚しないから大丈夫」と思っている人も、いつ何がどうなるかは分からないから。

恵のように犬でも飼ってしまうと無理だし、縁起が悪いが両親のどちらかが長く寝込んだりしたら行けなくなる。

「善は急げ」「思い立ったが吉日」という言葉を最近はあまり聞かないが、機を逃すと恵のように一生無理になる可能性もある。そして、恵のように「英語をマスターしたい」という想いのある人のほとんどは、「一生その想いから逃れられない」と思うし。

それなら、やはり行けるうちに行っておいた方が良いだろう。若いうちの1年や2年はどうってことないし、そして、その1年2年がその後の人生に大きな変化をもたらすとも思うから。

リゾートバイト経由→海外行き!貯金0円からスタート出来る留学プランなら【Global Dive】

もし、恵がまだ独身の頃にこのシステムが存在していたら、迷わず利用していたことだろう。普通に働いて資金を貯めようとしても、そのほとんどを生活費で食い潰してしまってなかなか貯まらないし、その生活の中で英語を独自に勉強し続けるのはモチベーション的にも大変だから。

だから、それら全ての問題点を解消したこんな良いシステムは他にないと思う。

恵は若い皆さんが羨ましい。リゾート地で恋愛したりしながらのんびり働いて、そのお給料のほぼ全てを貯蓄に回しながら生きた英会話も学べ、思い立ってから短期間で留学にも行けるのである。

当然、リゾートバイトなしの手持ち資金でもこのエージェントを利用して留学に行くことはできる。その場合でも、大手と比べるとかなり安いように思う。この会社は語学学校からの紹介料のみで運営しているそうで、客から手配料を取っておらず、また、広告費をほとんどかけていないことが安くできる理由らしい。




サイトを一通り読んだら、あまり考え過ぎずに一度カウンセリングを受けてみてほしい。当然、無料だから「まずはそれから」ぐらいの軽い気持ちで行ってみることをお勧めする。

いろいろ計画を練るのだとしても、話を聞いてからでないと具体的にどういうことを考えるべきなのかも、よくは分からないと思うので。

 

 

季節によって住む場所を変える人々

語学が堪能な人々

【英語】その画期的な習得方法

引きこもり犬・アン

 

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