1月, 2018 | ダメな自分を許すそして今日も生きていこう

おまえは肉付きがええなあ。。。

トレーニング法が間違っておらず、プロテインやHMB、ビタミン・亜鉛を摂取してもまだ筋肉が付かないようならハードゲイナーの可能性が高い。ハードゲイナーとは、代謝が異常に高かったり、胃腸が弱く消化吸収し辛い体質によって太れない人のことで、所謂ガリガリの体型の場合がほとんどだ。

当たり前だが、ハードゲイナーの人は脂肪も付かない。「バーベル・魔法の道具」にも書いたが、恵もその傾向があり元々太れない体質で、腹が手の甲のように皮一枚だけで全く脂肪がなかった。身長177cmで体重54kg。ただ、恵の場合はまだ軽度だったのか、ウエイトトレーニングを始めるとすぐに筋肉が付き体重が増え始めた。ベンチプレスしかしてなかったが、それでも1年後には体重は68kgまでになっていた。

ハードゲイナーの対処法はやはり「食べる」しかない。摂取カロリーが常に消費カロリーを上回っている状態を保つのだ。

覚えておいてほしいのは、身体は「生存を優先する」ということだ。カッコイイ身体とかを優先してはくれない。だから、蓄え（脂肪）が全くないと、なかなか筋肉を大きくしようとはしないのだ。

筋肉は燃料（摂取した食べ物や脂肪）を消費しながらエネルギーを生み出す車で言うところのエンジンに当たる。あなたは今軽四輪だ。少ない燃料でも結構快適に長く走れる。だが、そのエンジンを大排気量のものに積み替えてみるとどうなるか。すぐにガス欠になる。つまり、死に向かうわけだ。だから身体は筋肥大を許さないのだ。

こういうサプリメントもあるが、恵は試したことがないので、その効果のほどはよく分からない。「藁をもすがる」ような思いをしている人は一度試してみると良いと思うが、まずは食事を高カロリーに切り替えたり、日に6食にしたりしてみてほしい。ハードゲイナーはジャンクもアリだと思う。当然、筋肉なり脂肪なりが付きだしたら控えるべきだと思うが。

恵自身の経験から、もう一つ検証してみてほしいことがある。それは「自分に合わない食べ物を多く食べて腹を壊していないか」だ。

恵は牛肉が合わない。鶏肉や豚肉は大丈夫なのだが、どうも牛肉をあまり食べると腹を壊す。だが、最近までそれに全く気付いていなかった。それどころかガリガリの頃の恵は牛肉ばかりを食べていたのだ。

だが、ウエイトトレーニングをし始めて「筋肉を付けるには鶏肉が良い」と何かで読んでから牛肉より鶏肉を多く食べるようになった。もしかしたら、恵はそれですぐ筋肉が付き始めたのかもしれない。元々ハードゲイナーというより、単に牛肉で腹を壊し続けていたから太れなかっただけかもしれないのだ。

下痢の場合が多い人は、まずそういうことがないか調べてみてほしい。

ただ、そういうケースではなく、腹もほとんど壊さないのに太れない人がいる。その中で食が細い人はそれが原因かもしれないので高カロリーに切り替えたり6食にして見てほしいが、腹も壊さずよく食べるのに細い人は一番厄介な代謝が異常に高いパターンだろう。この場合は、サプリなどを試してみるしかないかもしれない。

「妊活は夫婦揃ってすべきこと」で書いた元同僚の彼女はこのパターンの子だった。よく食べ酒も飲むのにガリガリだった。一説には女性は脂肪が少なすぎるとホルモンバランスが崩れ、妊娠しにくくなるらしいので、そういう状態にある女性用に一応、サプリを挙げておく。ただ、これらも恵は当然試したことがないので、効果のほどはよく分からないから、公式サイトに入って検討してみてほしいと思う。

ただ、長い時間をかければ体質は変わるものだと思う。恵は今でもよく腹を壊すがそれでも今は脂肪も付く。筋トレをして（ジャンクも含め）よく食べる生活を続けていたら、徐々に太れる体質になるのではないかと思う。

女性の場合も「嫁の胸を大きくする試み」で挙げたホットヨガで体質改善したら、女性らしく太ることも可能になるかもしれない。インド数千年の歴史が詰まったヨガには、通常の体操とはまた違った効果があるように、インドに何度も行ったことのある恵には思える。呼吸もただ空気を出し入れしているのではなく、プラーナと言われる《気》を出し入れしているらしい。よくは知らないが。。。