産後のカルシウム補給は非常に大事

妊娠中の女性の中で、ビックリするぐらい髪が薄くなる人がいる。

恵の嫁もそうだった。もう随分前のことなので半分忘れてしまっていたが、つい最近娘を出産したばかりの頃の写真を見る機会があって驚いた。眉まで非常に薄くなってしまっているのだ。

 

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そうなる理由は、ホルモンバランスの乱れやストレスなど様々だが、その1つにカルシウム不足が挙げられる。

胎児は歯や骨を形成するためにカルシウムを必要としている。母親がしっかりとカルシウムを摂取していれば十分な量を胎児に送ることができるのだが、そうでなければ、今度は母親の骨や歯を溶かしてカルシウムを補充しようとするからだそうだ。

メスが受精するとオスはその餌となり、メスも受けた栄養分のほとんどを卵に回して自らも死を迎えるカマキリに代表されるように、種の保存的機構から、親より新しい生命が健康に生まれてくることの方が優先されてしまうのだ。

嫁は食が細く、娘は食いしん坊なので何となく納得がいくが、、、それにしても、やはり母親って本当に身を削って子供を産むのね。。。

また、嫁が息子を妊娠していた時、明け方に泣き喚いたことがあった。理由を訊くと「足が痛い」と言う。あまりに激しく泣くので、慌てて医者に電話したら「落ち着け」と恵が怒られた。

嫁は能天気なのだが非常にビビリで大袈裟なので、恵はよく脅かされる。この時も、ただ足がつっていただけのようだった。痙攣するぐらい足全体がつってはいたが。痛さに目が覚め、びっくりしたようだ。

理由はやはりカルシウムを子供に取られるからか骨盤のずれのようで、妊娠中にはよくあることらしい。

 

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髪と眉は元に戻ったが、嫁は今でもよく足がつる。

それと産後虫歯が非常に多くなった。彼女は毎食後しっかり歯を磨くタイプで寝る前も磨く。それもあってか、若い頃はそれほど歯医者の世話になっていなかったが、産後、恵から見ると年がら年中歯科に通い続けているような感じになった。

が、それでもダメで今は既に片側の奥歯が2本無い状態で、インプラントするかどうか考え中である。ただ、インプラントは高額で、しかも何かと問題点もあると聞くので迷っているのだ。

また、爪もすぐに剥がれる。二枚爪というらしいが、生爪がはがれるのではなく薄皮が剥がれるような感じだ。弧を描いていて厚みがありカチカチの恵の爪と比べ、嫁の手足の爪は薄く、また弧を描いておらず平らで少し波打っている。非常に弱々しい爪である。

時々嫁が足の爪を触っていると思って、よく見ると何かのバリを取るように爪を剥がしている。それは恵には非常に異様な光景に映る。恵の爪は単板で剥がせるものではないからだ。それどころか足の爪などは爪切りできるのも一苦労なぐらい厚い。

それにひきかえ、嫁の足の小指の爪などは剥がし過ぎてよくなくなってしまうのだ。

 

アタシは齧って爪を切る。。。

 

調べると、全て妊娠中胎児にカルシウムを奪われたことが原因のようだ。一番問題なのは、妊娠中と産後すぐにカルシウムを補給しなかったことらしい。

当時、このことを知っていれば、彼女がこんな苦労することもなかったし、下世話な話をするとお金もその方がかからなかった。

これから年を重ねていくことを考えると、骨粗しょう症なども非常に心配である。今、恵は真剣に嫁の骨密度を挙げる計画を立てている。骨は垂直に力がかかると骨密度が増すと言われているので、新居に引っ越したら無理にでもウエイトトレーニングをさせるつもりである。当然、カルシウムを摂らせながら。

ただ、本当は産後1年間にカルシウムを補給するべきなんだそうだ。

骨量をアップさせることはかなり難しいことで、カルシウムを摂ったからと言ってそうやすやすとは増えてくれない。ただ、人類の存続に貢献した母親に対する神の計らいか、産後生理が再開してからの1年間は骨量をアップさせやすいらしい。

逆に言えば、その時期を逃すと恵の嫁のような苦労をする可能性が高くなるのだ。だから、妊娠中の方や産後すぐの方はできるだけ早くカルシウム補給を開始してほしいと思う。

カルシウムは単体で摂っても吸収されにくいので、カルシウムとマグネシウムが黄金比率で入っているものか、カルシウムの吸収を高めるビタミンDや沈着を助けるビタミンKが一緒に入っているものが良いと言われている。

1つアップしておくので、広告をクリックして公式サイトを読んでみてほしい。




1ヶ月分だけでも買えるが割高だし、1ヶ月ではあまり意味がないので定期便にされることをお勧めする。もし合わなかった場合も「受け取り回数縛り」がない商品だから、いつでも解約できるので。



恵は本当にこのことに関して後悔している。恵も若い頃から今ほど健康に関する知識があったわけではない。自分自身のことでも、腰を痛めてサプリについて調べるようになり、肩を痛めてトレーニング法を研究して改善した。そうしていくうちに多くの知識を得たのだ。

だから、こういった後悔している事柄に関する知識については、できるだけこのサイトにアップしていきたいと思うので、また暇な時にでも目次を見て、気になったタイトルのページを読んで欲しいと思う。

本当に、結構後で取り返しがつかないことが多く、年を取ってから難儀していることが多いので、若い人たちには注意してもらいたいと思う。

 

 

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