干支を見る

父ちゃん、アタシは何年?
お前は未、、って、何で噛むねんて?

 

恵は人の歳を干支で覚える。「占いを掛け合わせる」で書いた血液型と六星占術なども合わせて覚えている。たとえば浜田省吾は「辰のO型の木星人」という感じで。そうしておくと、年齢をすぐに割り出せるのだ。

 

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浜省は1952年生まれだと覚えているが、全ての人の生まれ年を覚えているのは面倒くさい。占い好きの恵の場合、干支でも血液型や六星占術程度の性質の違いが感じられるから一層覚えやすい。そして、干支は1回りが12年なので、たとえば木村文乃は卯年で30歳なのだが、それを18歳に間違えたり42歳に間違えたりはしないからだ。

で、恵も卯年なのだが、なぜか「ウサギはウサギを探す」という習性を感じる。テレビやラジオで相手の年齢を知って「〇〇年?」と訊いているのがいつも卯年の人間だからだ。

ダウンタウンは恵と同い年なのだが、まっちゃんが相手の年齢を知って「え? ほんなら、うさぎ?」と訊いているのを何度も聞いた。今はそれをもうギャグとして使っている。「ピョ~ン!」とか言って。

関西のFMラジオでは超有名なヒロTことヒロ・寺平さんは66歳の卯年だが、Sing Like Talkingの佐藤竹善さんのことを「彼は1回り下のウサギだが……」と話していた。




他にも何人かいたと思うが、ちょっと今は思い出せない。ただ、芸能人以外の人でも何度かテレビでその光景は見た。一般人が誰かに会いに行ったり、何かをどこかへしに行くような番組の中で、旅先で出会った人や運転手の年齢を知って同い年だった時、「えっ? じゃあ、うさぎ?」と訊いていた。

実は恵もずっと同じことを今までしてきたのだ。これは他の干支の人間には見ない特徴に感じる。「えっ、じゃあ、申年?」とか「子年?」とか言っているのを聞いたことがない。

これは動物のウサギと同じ性質が出ているためではないか、と恵は思っている。基本、ウサギは単独行動型だが、寒い時や交尾の時など必要な時にはくっ付かなければならない。そのために、常にウサギ仲間がどこにいるか確認しているのではないかと思う。

大阪にワールド牧場というのがあって、いろんな動物を見ることができるのだが、そこにウサギたちとのふれあい場がある。過去に恵はそこに何度も入ったことがあるのだが、気候が良い頃のウサギたちはみんなバラバラに好き勝手に行動している。が、寒い時期はベンチ下などにみんなで集まってくっ付いているのだ。

人間の卯年もあまり群れを成すタイプではなく、基本単独行動型と言うか、皆自分のことに夢中で、他人の行動にあまり興味がない。だから、他人に厳しい人間は少ない反面、他人から指図されてそれに合わせるというのが苦手な人間が多い。



このように、干支にはそれぞれその動物の特徴のようなものが出るように恵は感じている。卯年の人間はウサギみたいで寅年は虎みたいだという風に。

但し、恵は干支は旧暦で考えているのでご注意を。これは干支自体が中国発祥のもので中国暦を使ったものだから、それに合わせないと正確ではないと判断したからだ。だから、たとえば坂本龍一さんは1952年の辰年ということで龍一なのだろうが、1月17日生まれなので旧暦では卯年だ。だから恵は勝手に彼のことを「ウサイチ」と呼んでいる。

また、日本では、よく2月3日か4日の「節分」を旧正月のように考えるが、これも正確ではない。中国(旧暦)の正月はその年によって変わるのだ。たとえば1952年の旧正月は1月27日だが、1953年は2月14日だ。だから、1月2月生まれの人は、それぞれ生まれ年の旧正月を個別に調べないと本当の干支は分からないと恵は考えている。たとえば、1952年1月26日の人は卯年だが、1月27日の人は辰年となるし、1953年の場合は2月13日までは辰年で14日以降は巳年となるので。

まあ、その辺も踏まえた上で、あくまで戯言として、恵個人の偏見と血液型占いのように個人差があることを断った上で、恵が感じるそれぞれの特徴を少し書いてみたいと思う。



子(ねずみ) 愛想の良い人間が多い。知らない人とでもすぐ打ち解けられたりする。基本真面目だが、器用さが災いして「うまくやれば良い」と悪知恵が働く場合がある。

キムタク、中居正広、ホリエモン、品川庄司の品川、小出恵介、関ジャニの錦戸・安田など。

 

丑(うし) 人当たりが良く温厚な感じの人が多いが、一度キレたら手が付けられなくなる場合がある。

イチロー、ブラマヨ、堺雅人、ボビーオロゴン、くまだまさし、クマムシ長谷川など。

 

寅(とら) メンタルが強い人が多い。精神安定度抜群。が、限界を超えるとボロボロに崩れる場合がある。

那須川天心、清水宏保、室伏広治、草彅剛、水野美紀、マークハント、ミルコクロコップ、本田圭佑、ダルビッシュ有、長友佑都、木村沙織、沢尻エリカ、ラファエル・ナダルなど。

 

卯(うさぎ) 良くも悪くもフワフワしている。一言で言えばいつまでも子供。他人に厳しくできないタイプが多い。

上原浩治、杉山愛、谷亮子、aiko、絢香、YUI、高橋由伸、川口能活、大畑大介、シャラポワ、ジョコビッチ、イバノビッチ、マレー、チュートリアル、フット岩尾、ジョニー・デップ、ブラッド・ピット、ニコラス・ケージ、デイビット・ベッカム、リオネル・メッシなど。

 

辰(たつ) 向こう意気が強い人間が多い。「負けたらアカン」と常に戦っている感じ。ただ、本当にメンタルの強い寅とは違って、どらちかというと「やせ我慢」的に頑張っている感じ。

中田英寿、森山直太朗、くわばたりえ、伊勢谷友介、新垣結衣、鈴木奈々、田中将大、坂本勇人、松坂桃李、窪田正孝、福原愛、May J、菜々緒など。

 

巳(へび) 辰と正反対に大人しい感じだが、実際には粘り強い人間が多い。悪く出ると執念深い。

錦織圭、佐藤健、桐谷美玲、香川真司、中田翔、菅野美穂、安室奈美恵、アンジェラ・アキ、市川海老蔵、滝川クリステルなど。

 

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午(うま) メンタルは結構安定しているように感じるが、好き嫌いが激しく、感情をそのまま出す人間も多い。

長瀬智也、椎名林檎、DAIGO、ダレノガレ明美、浅田真央、ローラ、miwa、三浦春馬、中村あゆみ、渡辺美里、国生さゆりなど。

 

未(羊) 午と正反対に内面を外に表すのが苦手な人間が多いように感じる。大人しく見えて急に暴れたり、粗暴に見えて実は繊細で優しかったり。良くも悪くも外に現れている通りではない感じ。

バンプオブチキン、武尊、魔裟斗、蛯原友里、押切もえ、阿部慎之助、堂本剛、石川遼、波留、夏帆、真野恵里菜、前田敦子、舟山久美子、原口元気など。

 

申(さる) 基本温和でやさしいが、ちょっとしたことですごく心配してナーバスになりやすく、そうなると他人のことを考えられなくなる場合がある。

長谷川穂積、ディーン・フジオカ、又吉直樹、岡田准一、大野智、広末涼子、村本大輔、キングコング、フルーツポンチ、本田翼、八木かなえ、マギーなど。

 

酉(とり) 口八丁手八丁型。年上からすると生意気な感じに聞こえるぐらい口が立つが、その分、実際に行動もできる。

福士蒼汰、神木隆之介、能年玲奈、山本彩、小島瑠璃子、西内まりあ、武井咲、荒川静香、志田未来、菅田将暉、ロジャー・フェデラーなど。

 

戌(いぬ) 真面目な人間が多く、とにかく外面はダントツ一番。怒られることが苦手で褒められるのが大好き。基本目上にはすごく従順だが、嫌いな人間には噛みついたりする場合がある。また、日頃本音を出せずに我慢している分、陰口に出る場合もある。

川島海荷、猶本光、渡辺麻友、大谷翔平、家入レオ、滝沢秀明、深田恭子、小栗旬、辰吉丈一郎、伊達公子、岡村隆史など。

 

亥(いのしし) キャラの立ったタイプが多い。いわゆる「癖が強い」タイプ。が、同時に、非常にピュアで真っ直ぐな面も感じたりする。

矢部浩之、藤原紀香、ココリコ、カンニング竹山、大久保佳代子、オセロ中島、西川史子、小倉優子、KAT-TUN上田・中丸、嵐二宮・松潤、りゅうちぇる、ぺこ、川口春奈など。

 

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それぞれの代表者は干支によってジャンルも年齢も人数もバラバラになっているが、思いつくままに書いただけなのでご勘弁を。特に卯年の恵は卯年だけはいくらでも出てくるが、干支によってはあまり出て来ないものもあるので。

また干支は年の干支だけでなく、月の干支や日の干支まであるので、これを掛け合わせないと精密な占いはできないようで個人差がかなり出る。占い師の中には年の干支より日の干支の方が重要と言う人までいるそうだ。




恵は「年の干支より」とまでは思わないが、日の干支も性格判断に必要には感じている。その理由は、恵と息子は同じ卯年でフワフワしているところはよく似ているのだが、決定的に違う面があるからだ。

恵が中一の時、剣道部を辞めるために一年間担任と顧問に叩かれ続けたことは「バーベル・魔法の道具」で書いたが、それ以外にもこの一年間は担任によく叩かれていた。それは「忘れ物」のせいだった。保護者への連絡書や体操服、家庭科や技術の授業道具など、あらゆるものを忘れて行くからだ。また、宿題などは覚えていた試しがなかった。やった覚えも全くない。

だが、息子は小学校1年の時から忘れ物を全くしなかった。宿題を寝る頃まで忘れていた時など、眠い目を擦りながらやっていた。「もうやらんと行って怒られろ。寝る方が大事」と恵が言っても聞かず、必ずやった。この辺に、怒られることが苦手な戌が出ているように感じる。息子の日の干支が戌なのだ。ちなみに恵の日の干支は寅だ。

だからか、恵は息子にほとんど怒ったことがない。怒られないように振舞うから怒る必要がない。息子は本当に怒られるのが嫌なようで、小学生だった彼が家の前で車にはねられた時、「パパに怒られる」と、なかなか自宅を教えず、そのまま去ろうとしていたことを、近所の人たちに後で聞いた。恵はあまり何も子供たちに指図はしないが、危ないことだけには敏感でよく注意をしていたから、左右を見ず飛び出したことを叱られると思ったのだろう。

他にもある。彼が中学の時、いわゆる反抗期で母親によく文句を言っていたのだが、まあ、通過儀礼として恵はしばらく黙っていた。ただ、中学三年の終わり頃までそのままだったので、「もう高校生になるんやから、そろそろ反抗期やめろ」と言うと、その日を限りに本当にやめたのだ。

反抗期って、やめられるもんだったのね。



それぞれの干支に対する恵の持つイメージについて、読者の中には異論を唱える方や気に食わないと思う方がいらっしゃるかもしれないので、先に謝っておく。

どうもごめんなさい。

ただ、これは血液型占いなどと同じ「遊び」で、「占いを掛け合わせる」でも書いたが、人間がたった12種類に分類できると思っているわけではない。単なる傾向なだけだし、個人差もかなりあるだろう。

逆に、その辺を厳密にしたければ、血液型・六星占術・日本歴史占い・年の干支・月の干支・日の干支……と掛け合わせていくとより精度が増すと思う。

この辺まで同じ人間同士は、かなり近い性質をしているのではないかと思うが、実際のところは分からない。ただ、「占い~」のページで書いたように、ある女優と嫁の性質がすごく近いと感じて調べると血液型・六星占術・日本歴史占い・年の干支まで一緒だったという経験はしている。

ただ、月の干支や日の干支は割り出すのに時間がかかるので面倒だから、身内のものしか調べたことがない。

皆さんも、あくまで遊びとして、占いを掛け合わせてみると、何となく納得がいったりして面白いかもしれないよ。

 

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