ベイカーベイカーパラドクス?

恵は記憶力には自信がある、、、いや、自信があった。いやいや、今でも年齢の割には記憶力が良い方だと思っている。が、1つだけ以前と違うことがある。それは「名前が出て来ない」ことだ。

 

えっ? 父ちゃん、アタシの名前、覚えてる?

 

これは40代の頃からそうなのだが、人物背景や顔は覚えているのになぜか名前だけが出て来ない。「占いを掛け合わせる」や「干支を見る」に書いたが、恵は干支や六星や血液型などを調べる癖があるので、たとえば、

「今年31歳になる卯年のA型で、アンダーグラフのPVに出てたスタイルの良い子で、映画版セカチューの主演やった子で、福田彩乃がマネするぐらい笑い方に特徴のある子」

とまで出て来ても、「長澤まさみ」という名前が出て来ない。

「15歳ぐらいの時に出たホリプロスカウトキャラバンで優勝せんかったのに優勝者より成功した子で、先輩の和田アキ子にテレビ番組中に『痩せろ』とキレられて痩せた子で、高校生ぐらいの頃はまだあまり役者やってなくてマガジンの表紙とかのグラビアやってた巨乳で、テレビ版セカチューで一気に俳優として有名になって、その後は『南方先生!」とか福田彩乃にマネされて、干物女役で演技派として認められて役者として安定しだした丑年のB型の水星人の霊合星人」

とまで出て来ても、なぜか「綾瀬はるか」が出て来ないのだ。

 

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この症状を調べてみると、「ベイカーベイカーパラドクス」という名前が付けられていて、心理現象だとされていることが分かった。

思い出したい事柄の周辺は次々に想起されるのに、肝心の事柄が思い出せない現象を言い、命名の由来は「その人の職業がパン屋(ベイカー)だということまでは思い出せるのに、名前(ベイカー)が思い出せない」というジョークから来ているということらしい。

この現象の原因は病気や加齢とはされておらず、単に記憶のメカニズム的にそうなりやすいということのようだが、恵にはそうは思えない。なぜなら、30代まではそういうことがあまりなく、40代から頻繁に起こるようになったからだ。

まず、一説の「緊張によるド忘れ」はない。嫁などに話している緊張感ゼロの時に多発するので。

歳を重ねるごとに記憶する人数が増えていっているために、容量に限界が来て印象の薄い「名前」から消えていく、という説ならまだ理解できる。が、実際には「名前も消えてはいない」のだ。記憶から引き出せないだけで、言われたら「ああ、そうや」と思い出すので。

 

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島田紳助が随分前にテレビで「歳取ったら、みんなそうなる」と言っていたし、嫁を見ていても恵と同じ頃からそうなってきているので、やはりこれは加齢による脳の衰えの一種だと感じている。

だからといって、別段「危険」なことではないようで、若年性アルツハイマーを疑うなどの必要はないようだが、それでも「思い出せない」というのは気持ちが良いものではないし、健康オタクの恵としては「衰え」自体が気に食わない。

そこで「サプリメント大好き人間」でもある恵は、記憶力の低下を防ぐサプリがないか、どういった成分がそれに有効かを調べてみた。すると1つすぐに見つかった。

イチョウ葉エキスである。

次回はその「イチョウ葉エキス」について書きたいと思う。

 

イチョウ葉エキスは欧州では医薬品

 

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